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社食サービス25種類を比較!2024年度版のおすすめと社食サービスのメリットを紹介します

2024.03.05

チケットレストランを詳しくみる

社食サービスは社員の食生活を充実させられる福利厚生です。バランスの良い食事をとる習慣により、社員の健康管理にも役立ちます。また家族構成や職種などによらず全社員に公平に提供できる点もポイントです。

人材の定着率を高めるための施策として導入を検討している企業もあるでしょう。自社に合うサービスを選べるよう、この記事では25種類のおすすめ社食サービスと、社食サービスの選び方を紹介します。

2024年度版おすすめの社食サービス25選

福利厚生の充実に向け社食サービスの導入を検討していても、自社に合うものはどれか判断するのは難しいと感じる担当者の方もいるのではないでしょうか。たくさんの種類がある社食サービスの中から、25種類をピックアップします。それぞれの特徴を見ていきましょう。

チケットレストラン【代行サービス】

サービス名 チケットレストラン
特徴
  • 加盟店は飲食店だけでなくコンビニもあり便利
  • 1人から導入可能
  • 2,000社を超える導入実績
運営会社 株式会社エデンレッドジャパン
連絡先 0120-890-691
Webサイト https://ticketrestaurant.jp/

エデンレッドジャパンの「チケットレストラン」は全国7万店舗の飲食店やコンビニで利用できる社食サービスです。利用率99%、継続率98%、社員満足度93%のチケットレストランを導入すれば、満足度の高い福利厚生を提供できます。

30年以上にわたり提供されているサービスは、社員1名の小さな会社から業界を牽引する大企業まで利用可能です。導入により採用活動や社員の定着に良い影響が出たという企業も多くあります。導入の流れもチェックしましょう。契約から最短2週間で利用開始することができます。

  • 資料請求
  • 打ち合わせ
  • 契約締結
  • 発注
  • 電子カード(iD)納品

社員は届いた電子カードを使い、加盟店での食事や買い物の支払いをします。

どこでも社食【代行サービス】

サービス名 どこでも社食
特徴
  • 提携レストランで利用可能
  • スマホ決済で社員の立て替え払い不要のため経費精算の手間がない
  • 社員が法人割引価格で飲食店を利用できる「お得に食事プラン」
運営会社 株式会社シンシアージュ
連絡先
  • メール:info@sinsiarge.com
  • Webサイトのメールフォーム
Webサイト https://dokodemo-shashoku.com/

デニーズ、SHAKE SHACK、いきなりステーキなどの加盟店で利用できる「どこでも社食」を導入すれば、社員は立て替え払いすることなく食事補助を受けられます。経費精算が不要になるためバックオフィスの負担軽減も可能なサービスです。

びずめし【代行サービス】

サービス名 びずめし
特徴
  • 毎月いくら食事補助を支給するか設定できる
  • 加盟店が全国にあり食事補助の地域間格差を解決できる
  • 加盟店1万6,000店に加えデリバリーサービス出前館の飲食網10万店も利用可能
運営会社 Gigi(ジジ)株式会社
連絡先 資料請求のメールフォーム
Webサイト https://bizmeshi.jp/

びずめし」の特徴は社員へ支給する食事補助の金額を自由に設定できる点です。例えば1,000円分のチケットを5枚配布、毎回50%オフで食事可能というように、使いやすい仕組みで導入できます。

ランチタイムはもちろんモーニングやディナーでも利用できるため、社員のライフスタイルに合わせた利用や交流の促進にも役立ちます。

オフィスおかん【設置型】

サービス名 オフィスおかん
特徴
  • 旬を取り入れた栄養バランスの良いおかずが1品100円とリーズナブル
  • 社員の支払いは現金のほか専用アプリのインストールでキャッシュレスにも対応
  • 社員の自宅に届ける「おかん仕送り便」
運営会社 株式会社OKAN
連絡先 050-1746-7778
Webサイト https://office.okan.jp/

栄養管理士が監修した国内製造のおかずを1品100円で提供できる「オフィスおかん」を導入すれば、社員24時間いつでも健康的な食事ができます。自宅で朝食を食べられなくてもオフィスで食べられますし、帰り際に購入し夕飯のおかずにするといった使い方も可能です。

設置型の社食サービスはテレワークの社員には利用しにくい福利厚生ですが、「おかん仕送り便」を利用すれば社員の自宅へ届け食事をサポートできます。設置するおかずは定期的に届くため、発注の手間が増えないのもうれしい点です。

オフィスでごはん【設置型】

サービス名 オフィスでごはん
特徴
  • 無添加、国産素材でつくられた惣菜30種類が毎月届く
  • 惣菜の賞味期限は配達員が管理するため手間いらず
  • 冷蔵庫と電子レンジの無料貸し出しあり
運営会社 株式会社 KOMPEITO
連絡先 03-6419-7144
Webサイト https://www.officedeyasai.jp/plan/gohan/

オフィスでごはん」を導入すると毎月30種類の惣菜が届きます。管理栄養士監修のメニューは健康的なものばかりです。毎月25種類のメニューが入れ替わり、飽きずに食べられます。

設置型の社食サービスは導入時に冷蔵庫や電子レンジを用意しますが、オフィスでごはんでは無料貸し出しを実施しています。購入費用がかからず導入しやすい仕組みです。

mognowa【設置型】

サービス名 mognowa
特徴
  • 食品添加物や化学調味料に頼らず昔ながらの調理法を採用したお弁当
  • デスクワーク中心の社員に適したヘルシーさ
  • 社員の負担は1食500円
運営会社 株式会社AIVICK(アイヴィック)
連絡先 お問い合わせフォーム
Webサイト https://mognowa.com/

社員に健康的な食事を提供するなら「mognowa」がおすすめです。できる限り食品添加物を使用せず、化学調味料にも頼らずにつくられたお弁当は、塩分控えめながら出汁の旨味を感じられ満足感のある味わいです。

導入時のサポートとして、通常なら有料の健康セミナーを社内で無料で受けられます。セミナーではお弁当の試食や社員へのアンケートも実施しており、導入を決める際の参考にできます。

オフィスプレミアムフローズン【設置型】

サービス名 オフィスプレミアムフローズン
特徴
  • 規格検査、微生物検査、残留抗菌性物質検査など万全のチェック体制で品質検査が行われており安全
  • 初期費用がかからず導入しやすい
  • 商品や消耗品の補充は担当スタッフが訪問時に実施するためメンテナンス不要
運営会社 株式会社SL Creations
連絡先 0120-010-018
Webサイト https://office-premiumfrozen.jp/

創業50年以上のSL Creationsの食品は、これまでに50万世帯の家庭で利用されてきました。「オフィスプレミアムフローズン」では中でも選りすぐりのアイテムを提供しています。

企業は初期費用0円で手軽に導入可能です。加えてメンテナンスを社食サービスのスタッフへ任せられるため、導入により社員の手間が増えることもありません。

ESKITCHEN【設置型】

サービス名 ESKITCHEN
特徴
  • 和食、洋食、中華、アジア料理など幅広いメニューが魅力
  • 惣菜、丼もの、サラダ、フルーツ、デザートなどを1つのプランですべて利用可能
  • 導入する企業が用意するのは電子レンジのみ
運営会社 ESキッチン株式会社
連絡先 0120-25-8861
Webサイト https://es-kitchen.biz/lp

ESKITCHEN」を導入するのに必要なのは電子レンジのみです。惣菜を温めるときの容器や容器の収納ケース、冷蔵庫、電子決済はすべてサービス側から提供されます。

企業は月2万7,500円~の負担で、幅広いメニューの惣菜に加えサラダやデザートも設置可能です。

オフィスでやさい【設置型】

サービス名 オフィスでやさい
特徴
  • サラダやフルーツ、国産食材の惣菜など健康的な食事を社員へ提供できる
  • 揚げ物や丼ものでバランスが崩れがちな食事にプラスできる
  • サービス開始から5年間で8,000拠点以上に導入
運営会社 株式会社 KOMPEITO
連絡先 03-6419-7144
Webサイト https://www.officedeyasai.jp/

社員に健康的な食事を提供したいと考えているなら、サラダやフルーツを中心に健康的な食事がオフィスに届く「オフィスでやさい」を検討してみてはいかがでしょうか?100円~購入できるサラダや惣菜をプラスすれば、栄養バランスを整えやすくなります。

ランチを買えるのがコンビニしかないという環境でも、栄養を意識した食事が可能です。

KIRIN naturals【設置型】

サービス名

KIRIN naturals

特徴
  • 果物や野菜を手軽にとれるスムージーを提供
  • 商品の内訳を決めると毎月同じ数が送られていく仕組み
  • 初期費用、月額費用ともに0円で手軽に導入できる
運営会社 キリンビバレッジ株式会社
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://k-naturals.jp/

費用をかけずに健康に配慮したサービスを導入するなら「KIRIN naturals」がおすすめです。オリジナルのスムージーやキリンの野菜ジュースから商品を選べます。

初期費用も月額費用もかかりませんし、設置に必要な冷蔵庫や貯金箱は無償貸与されるため、企業の負担はありません。

パンフォーユーオフィス【設置型】

サービス名 パンフォーユーオフィス
特徴
  • 最大8種類のパンが月替わりで届く
  • レンジで40秒温めるだけで食べられる
  • 管理をすべて任せられバックオフィスに負担がかからない
運営会社 株式会社パンフォーユー
連絡先 0277-88-9133
Webサイト https://office.panforyou.jp/

オフィスで手軽に焼きたてパンのようなおいしさを味わえるのは「パンフォーユーオフィス」です。そのおいしさから、毎月届くのを楽しみにしている社員がいる企業もあるほどです。

レンジで40秒温めるだけで手軽にランチを済ませられる点も魅力といえます。

セブン自販機【設置型】

サービス名 セブン自販機
特徴
  • セブン‐イレブンのオリジナル商品をオフィスで購入できる
  • 設置やメンテナンスにかかる費用をかけずに導入できる
  • 運用は近隣のセブン-イレブンが担当
運営会社 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://www.sej.co.jp/sej_case/jihanki/

オフィスが300人以上の利用がある、電源があり電気代を負担できる、空調設備のある屋内に十分なスペースがあるといった条件を満たしているなら、「セブン自販機」を導入できるかもしれません。

オフィス内でセブン-イレブンの商品を買えるため、ランチを買いに行く手間いらずです。近隣のセブン-イレブン店舗が運用を担当するため導入後の管理が不要なサービスです。

ミニストップポケット【設置型】

サービス名 ミニストップポケット
特徴
  • 3種類のプランから自社の規模に合わせ選べる
  • ベーシックプランは300種類、プレミアムプランは1,000種類の豊富な品揃え
  • セルフレジが設置されており24時間365日いつでも買い物ができる
運営会社 ミニストップ株式会社
連絡先 0120-865-132
Webサイト https://mspocket.ministop-fc.com/

オフィス内に無人のコンビニを設置できる「ミニストップポケット」は豊富な品揃えが特徴です。利用予定人数100人以上で300種類の商品が揃うベーシックプランを、500人以上でサンドイッチやスイーツなども揃うプレミアムプランを導入できます。

社員が100人に満たないオフィスでは、月5万円~の定額プランを利用可能です。

TukTuk【設置型】

サービス名 TukTuk
特徴
  • ランチはもちろんおやつタイムにも利用できるラインナップ
  • 利用率84%で導入すると多くの社員が利用している
  • トラブルに24時間365日対応のサポート体制
運営会社 株式会社Relic
連絡先 資料ダウンロードフォーム
Webサイト https://tuktuk-convenience-stand.com/

無人コンビニの「TukTuk」を導入するとリクエストに応じたアイテムを設置できます。24時間いつでも購入できるため、ランチだけでなく朝ごはんや一息つきたいときにも利用可能です。

在庫管理やトラブルの対応はすべてサービス側で行うため、担当者を新たに決め社内で管理する手間はかかりません。また利用者数制限がないため、小規模なオフィスでも導入しやすいサービスです。

オフィスグリコ【設置型】

サービス名 オフィスグリコ
特徴
  • 約10万台の導入実績
  • クッキーやチョコレートなどのほか、冷蔵庫を設置すればアイスやドリンクも提供
  • オフィス内に休憩スペースを作れる
運営会社 江崎グリコ株式会社
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://www.glico.com/jp/shopservice/officeglico/

オフィスグリコ」を導入すればオフィス内に社員がリラックスできる休憩スペースを作れます。一息つきたいタイミングで社員が自然と集まるため、コミュニケーションの活性化にもつながるサービスです。

初期費用もランニングコストもかからず、購入した分の代金を貯金箱へ入れるシンプルな仕組みで利用しやすいのもポイントといえます。

D-Frozen Foods【設置型】

サービス名 D-Frozen Foods
特徴
  • プロの料理人によるこだわりのメニュー
  • 弁当からデザートまで充実のラインナップ
  • 2〜4週間の定期訪問 在庫管理不要
運営会社 株式会社ダイオーズジャパン
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://www.daiohs.co.jp/lp/meal_frozen/

 「D-Frozen Foods」では、独自の冷凍技術により、電子レンジ加熱で焼きたてパンの味わいを楽しめます。

管理栄養士によって作成されたメニューが多く、豊富に野菜を利用したメニューから高タンパクメニュー・低糖質メニューなど、ライフスタイルに合わせて自由に選択可能です。

サービス展開は2024年1月現在東京23区内ですが、今後サービス地域拡大予定となっています。

nonpi Chef’s LUNCH【提供型】

サービス名

nonpi Chef’s LUNCH

特徴
  • セントラルキッチンで調理した食事を提供
  • メニューはランチプレートの他、丼ものや麺類なども用意可能
  • 50食から提供可能
運営会社 株式会社ノンピ
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://www.nonpi.com

温かいものは温かく冷たいものは冷たく、オフィスでのランチも1番おいしいタイミングで食べられるのは「nonpi Chef’s LUNCH」です。セントラルキッチンで作られた食事を届ける仕組みのため、自社に厨房設備がなくても充実のランチを社員へ提供できます。

50食から導入できるため、比較的小規模の企業でも導入しやすいでしょう。

500円出張食堂【提供型】

サービス名

380円出張食堂

特徴
  • 500円で日替わりメニューを食べられる
  • 土日の利用やメニューの要望にも対応
  • ごはんと味噌汁はおかわり自由のバイキング形式
運営会社 株式会社きっちんカンパニー
連絡先 075-925-9222
Webサイト https://b2b-kitchen.com/

500円出張食堂」は会議用テーブル2台分のスペースのみで、社員に温かいランチを提供できるサービスです。メニューの内容や量などは個別に相談できるため、社員に合わせた食事を用意できます。

提供エリアは大阪府、京都府、兵庫県、東京都、神奈川県、福岡県、香川県です。20食から導入可能です。

DeliEats DR【提供型】

サービス名

DeliEats DR

特徴
  • 1,000種類以上のランチから毎日8種類以上をお届け
  • 専用アプリから食べたいランチのリクエストが可能
  • 注文実績をデータ化し社員が求めるラインナップでランチを提供
運営会社 株式会社GeNEE
連絡先
  • 電話:03-4500-8256
  • 問い合わせフォーム
Webサイト https://www.delieats-dr.me/

1,000種類以上のお弁当ラインナップから、注文実績をもとに最適化した8種類以上を届けるのは「DeliEats DR」です。1日あたり70個以上を販売できるオフィスであれば、月額運営費不要で利用できます。

データをもとに社員の好むお弁当が届く仕組みにより、長期間利用し続けるほど満足度が高まっていくのも特徴です。

お弁当.TV【デリバリー型】

サービス名

お弁当.TV

特徴
  • 日替わり弁当はごはんを白米か、東洋ライス株式会社の「金芽ロウカット玄米」から選べる
  • PCやスマホからネット注文できる
  • 給与天引き用のデータ管理を提供
運営会社 お弁当テレビ株式会社
連絡先 042-660-1256
Webサイト https://obentou.tv/

好みのお弁当を注文できるサービスを導入するなら「お弁当.TV」がおすすめです。インターネットから社員が個人で注文できるため、社内で取りまとめる必要がありません。

支払いは個人決済に加え給与天引きも可能です。給与から天引きする場合、データ管理もできる仕組みになっています。

おべんとうの玉子屋【デリバリー型】

サービス名 おべんとうの玉子屋
特徴
  • 平均7種類のおかずが入った日替わりオフィス弁当を530円で提供
  • 1日平均10食以上で導入可能
  • 配達地域は東京23区、横浜市、川崎市
運営会社 株式会社玉子屋
連絡先
  • 電話:03-3754-6167
  • 問い合わせフォーム
Webサイト https://www.tamagoya.co.jp/

栄養バランスを考慮し平均7種類のおかずが入った日替わり弁当を注文できるのは「おべんとうの玉子屋」です。厳選した食材から作られているお弁当を食べられます。

日替わりオフィス弁当は1種類のみのためメニューを選べませんが、毎日違うおかずで飽きずに食べられます。

シャショクラブ【デリバリー型】

サービス名 シャショクラブ
特徴
  • 取り間違いを防ぐ専用ラベルシールで自分のお弁当が分かりやすい
  • ライトプラン、スタンダードプラン、ゴールドプランから利用頻度に合わせて選択
  • システムから社員の利用履歴をダウンロードでき経理担当者の負担を減らせる
運営会社 株式会社RETRY
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://shashoku-love.jp/lp/

シャショクラブ」は社員一人ひとりが10類以上のメニューから個別に注文できる社食サービスです。注文したお弁当を確実に受け取れるよう、容器にラベルシールを貼る工夫がされています。

3種類のプランの違いは付与されるポイント数です。お弁当には購入に必要なポイント数がつけられており、保有ポイントを使用して購入します。社員の利用履歴をシステムからダウンロードできる仕組みが整っているため、経理担当者の負担軽減にもつながるサービスです。

OISEEQ【デリバリー型】

サービス名

OISEEQ

特徴
  • 必要なコストは食事の注文にかかる実費のみ
  • ランチはもちろん朝食や会議のケータリングにも利用可能
  • 複数の飲食店を使えるため飽きない
運営会社 オイシーク株式会社
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://oiseeq.jp/top/index.html

フードデリバリーシステムの「OISEEQ」は他のデリバリーと異なり送料といった固定費のかからないサービスです。食事の実費のみで利用できます。

注文は社員ごとに個別で行う仕組みです。複数の飲食店が提供しているメニューの中から好きなものを選び、届けられた食事を受け取ります。支払い方法はクレジットカードによる個人精算や給与の天引きなどから、企業が決めた方法が適用されます。

ごちクルNow【デリバリー型】

サービス名 ごちクルNow
特徴
  • アプリ、Web、Slackから当日10:00まで注文できる
  • デリバリーのみの通常プラン、配送スタッフによる受け渡しのあるプラスプラン
  • 対象エリアは東京23区
運営会社 スターフェスティバル株式会社
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://gochikurunow.com/lp/

東京23区内にオフィスがあるなら「ごちクルNow」を利用できます。数種類の日替わり弁当が用意されており、利用する社員はアプリ、Web、Slackのいずれかで当日10:00までに注文します。

注文数が少ない場合も送料はかかりません。プランは手軽に導入しやすいデリバリーのみの通常プランと、お弁当の受け渡しまで配送スタッフが担うプラスプランの2種類です。企業の規模や利用状況に合わせプランを選べます。

おべんとね!っと【デリバリー型】

サービス名 おべんとね!っと
特徴
  • お弁当業務を95%削減
  • クレジットカード・給与天引き対応 
  • 注文したい本人が注文・キャンセル可能で、とりまとめの必要なし
運営会社 日商エレクトロニクス株式会社
連絡先 問い合わせフォーム
Webサイト https://content.obentonet.jp/

従業員とお弁当会社をつなぐ、お弁当注⽂・決済代⾏サービスです。

おべんとね!っと」を通じ、自社オフィスに配達可能な弁当事業者の紹介を受けられるため、自社で弁当事業者を探す手間がありません。

提携弁当事業者の各工場を視察を実施し、衛生管理や従業員教育などのチェックを行っているので、安心して利用できるのもうれしいポイントです。

社食サービスのタイプを解説

ここまで25種類の社食サービスを紹介しました。紹介した社食サービスは、代行サービス、設置型、提供型、デリバリー型のいずれかに分類可能です。それぞれのタイプの特徴をチェックしておくと、自社に合うサービスを絞り込みやすくなります。

代行サービス

対象の飲食店やコンビニなどを社員食堂代わりに使えるのが代行サービスです。紹介した社食サービスの中だと以下が代行サービスにあたります。

  • チケットレストラン
  • どこでも社食
  • びずめし

他のタイプではメニューがある程度決まっているため、好みのものがない社員の利用は進みにくいでしょう。代行サービスであれば加盟店の中から好みや気分に合わせ利用するお店を選べます。

代行サービスの加盟店であれば全国どこの店舗でも使えるため、オフィスへ出社している社員はもちろん、外回りや出張、テレワークなどでオフィスへ来ていない社員も利用可能です。

社内へ冷蔵庫や電子レンジなどを設置しなくてよい点や、食事する場所を確保する必要がない点も、気軽に導入しやすい理由といえます。

設置型

専用の冷蔵庫や冷凍庫を設置し、いつでも社員が食事できるよう備えられるのが設置型の社食サービスです。紹介した25種類のおすすめ社食サービスの中にも、以下のとおり多くの設置型のサービスが含まれています。

  • オフィスおかん
  • オフィスでごはん
  • mognowa
  • オフィスプレミアムフローズン
  • ESKITCHEN
  • オフィスでやさい
  • KIRIN naturals
  • パンフォーユーオフィス
  • セブン自販機
  • ミニストップポケット
  • TukTuk
  • オフィスグリコ
  • D-Frozen Foods

冷蔵庫や冷凍庫には長期間保存できるおかずやパンなどが入っており、社員は24時間いつでも利用可能です。食事の提供時間が決まっていないサービスにおすすめのシーンを紹介します。

  • シフト制で昼食の時間が一人ひとり違う
  • 朝食を出社後に食べる社員がいる
  • 残業時の夕食として利用する

社内のコミュニケーションの活発化に役立つ点もメリットです。オフィスの一角に設置されるコーナーにメンバーが集まりますし、「何がおいしかったか?」「おすすめはあるか?」などの話題作りにもなります。

ただし設置にスペースが必要なため、場所に余裕がない場合は導入が難しいでしょう。

提供型

提供型の社食サービスを導入すると、決まった時間にオフィス内でお弁当やおかずの提供を受けられます。例えば以下は提供型の社食サービスです。

  • nonpi Chef’s LUNCH
  • DeliEats DR

社内にキッチンや食堂などの設備がなくても、空いている会議室やスペースを利用し、社員へ温かい食事を用意できるサービスです。利用できる時間と場所が決まっているため、社員の多くがオフィス内での仕事に従事しており、同じ時間に休憩する場合に向いています。

デリバリー型

休憩時間に合わせお弁当やおかずが配達されるのがデリバリー型です。出社後、決められた時間までに注文すると、できたての食事がオフィスへ届きます。紹介したサービスの中なら以下がデリバリー型です。

  • お弁当.TV
  • おべんとうの玉子屋
  • シャショクラブ
  • OISEEQ
  • ごちクルNow
  • おべんとね!っと

オフィスから出ることなく食事できるため、ランチタイムの混雑に巻き込まれる心配がありません。限られた休憩時間を有意義に過ごしやすくなるでしょう。

都心のオフィスエリアにある企業なら対応しているサービスが複数ありますが、立地によっては利用できるサービスがない可能性もあります。オフィスがどこにあるかによって導入のしやすさが変わるサービスです。

自社に合う社食サービスの選び方

たくさんの社食サービスから自社に合うものを選ぶには、社員の働き方、ランチ代、メニューの好みを確認します。社員にとって使いやすいことはもちろん、予算内のサービスかもチェックが必要です。

社員の働き方をチェック

まずチェックすべきなのは社員の働き方です。どのようなスケジュールで働き、どこでランチを食べている社員が多いのでしょうか?

例えば外回りに出ており出先で食事を済ませる社員が多いなら、設置型や提供型、デリバリー型の社食サービスは利用しづらいかもしれません。加盟している飲食店やコンビニで利用できる代行サービスの方が働き方に合っています。

社員のランチ代をチェック

社員の日常のランチ代もチェックが必要です。社食サービスを導入したとしても、価格帯が社員のランチ代の相場と合わなければ利用しにくくなってしまいます。

全社員を対象とした福利厚生として導入するには、社員が利用しやすい価格帯のサービスを選びましょう。

社員が希望するメニューをチェック

どのようなランチを食べたいか、希望のメニューを把握するのもポイントです。ボリュームのあるメニューを好む社員が多いなら、ヘルシー志向であっさりしたメニューが中心の社食サービスでは満足しないかもしれません。

社食サービスの導入にあたり、どのようなメニューがあると利用したいかアンケートを取ると役立ちます。

会社の予算に合うものをチェック

社食サービスの中には導入するのに費用がかかるものや、社員が利用した食事の料金以外に月額料金が必要なものもあります。コストが想定している予算内に収まるかどうかも確認しなければいけません。

経営陣は社食サービスの導入費用をいくらまでならかけられると考えているのでしょうか?あらかじめ予算を確認しておくと、適切な社食サービスを選びやすくなります。

社食サービス導入のメリット

福利厚生として社食サービスを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか?代表的なメリットを3つ解説します。

社員の満足度アップ

社員が安心して仕事に取り組み、企業が期待する成果をあげるには、満足度アップが欠かせません。満足度を高める方法として役立つのが福利厚生の充実です。社食サービスの導入により食生活が充実すれば、満足度アップに役立てられます。

福利厚生を充実させ満足度を高められれば、社員の定着にも効果的です。

社員の体調管理

外食やコンビニ弁当ばかりでランチを済ませていると栄養バランスは偏りがちです。一方、社食サービスは栄養バランスを考慮し提供されているものが多くあります。導入することで社員にバランスの取れた食事を提供可能です。

バランスの良い食事は体調管理に役立ちます。社員が常にベストな状態でパフォーマンスを発揮できるよう、食生活からサポートできる制度です。

企業ブランディング

就職先や転職先を探すとき、福利厚生を重要視する人は少なくありません。仕事内容も採用条件も同程度の企業の選考に通過した場合、福利厚生が整っている企業の方が選ばれやすいでしょう。

利用しやすい社食サービスの導入は企業の魅力を高め、他社との差別化につながる施策です。

福利厚生として社食サービスを導入するときの注意点

社食サービスを福利厚生として導入するには条件があります。社員全員が利用できる制度でなければいけませんし、会社から社員へ補助できる金額には上限が定められています。加えてかかった費用の半額以上を社員が負担していなければいけません。

全社員が対象であること

かかるコストを福利厚生費として処理できるよう社食サービスを導入するには、全社員を対象としている必要があります。全社員が使える制度として導入するなら、かかったコストは損金として、税額を算出するもとになる所得から差し引けます。

仮に一部の社員のみを対象として社食サービスを導入すると、費用は福利厚生費ではなく対象となる社員の給与です。対象の社員は社食サービスの料金分の給与を受け取ったこととなり所得税が課されます。

補助額には上限がある

社食サービスを福利厚生として導入するとき、企業が負担できる補助額には上限が定められています。食事代から社員の負担額を差し引いた金額が、社員1人あたり月3,500円(税抜)以下であれば、福利厚生費のため社員に税負担はありません。

計算した金額が3,500円(税抜)を超えた部分は給与として扱われ、所得税の課税対象です。

参考:No.2594 食事を支給したとき|国税庁

社員が半額以上負担していること

補助した金額を福利厚生費として処理するには、食事代のうち半額以上を社員が負担していなければいけません。社食サービスの導入にあたり1人につき3,500円(税抜)を毎月補助し福利厚生費とするには、補助額と社員の負担額の合計が7,000円(税抜)を上限とする必要があります。

参考:No.2594 食事を支給したとき|国税庁

社食サービスはタイプごとの特徴を把握し検討を

社食サービスを導入するときには4種類のタイプごとの特徴を知ったうえで検討すると、自社に合うサービスを選びやすくなります。外回りやテレワークの社員が多く日中はオフィス内にあまり人がいないというのであれば、代行サービスを選ぶと良いでしょう。

例えばエデンレッドジャパンの「チケットレストラン」なら、全国7万店舗の飲食店やコンビニを社員食堂のように使えます。勤務時間内に加盟店を利用するのであれば、場所にとらわれることなく使え便利です。資料請求はこちら

紹介した25種類の社食サービスを参考に、自社に合うものを選び福利厚生を充実させ、社員の健康管理にもつなげていきましょう。

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